船酔い対策の工夫をこらした屋形船の仕組みとは?
普段から自動車や電車、船などに酔いやすいという方も多いのではないでしょうか。
乗り物酔いを避けるためにはそもそも乗り物を利用しないのが一番ですが、日常生活において乗り物は欠かせない存在であり、全く利用しないのはなかなか難しいことです。
特に屋形船での宴会など、どうしても避けられない状況になる場合も考えられます。
屋形船は一度出航してしまうと数時間は降りることができません。そのため、船酔いしてしまったらしばらくつらい状態が続いてしまいます。
しかし、屋形船はもともと波の少ないところを運航するため、大きな揺れもほとんどなく、船酔いする可能性は低いと言えます。
運航中は食事や会話で気が紛れることもあり、酔わないかどうか不安といった考えも頭から離れる場合が多いでしょう。
また、屋形船の中には通常よりも大型サイズのものもありますが、大型の場合は揺れも少なくなるため、船酔い対策として大型の船を採用しているところもあります。
船に乗る前に行うと良い船酔い対策
屋形船での観光にはまた違った楽しさがありますが、中には船酔いであまり楽しめないという方もいるでしょう。
せっかくの観光が体調不良で台無しになってしまうのはもったいないため、屋形船に乗る前に船酔い対策をしておくことが求められます。
1つ目は早めの就寝です。船酔いは寝不足や疲労が原因となることも多く、当日に疲れを残さないことが大切です。
ぬるめのお湯に浸かったりストレッチを行ったりすることで体をリラックスさせ、早めに就寝することを心掛けましょう。
2つ目は当日の食事です。食べると酔ってしまうという方もいるかもしれませんが、実は空腹状態でも満腹状態でも酔いやすくなります。
なるべく直前の食事は避け、おかゆなどの消化の良いものを食べることをおすすめします。
3つ目は乗船中の視線です。船の場合、動く波を見ていると酔いやすくなります。そのため、なるべく遠くを眺めるようにし、頭をあまり動かさないようにするといいでしょう。